選管委が与党コ・ミンジョン候補の捜査を依頼…虚偽事実公表容疑

 ソウル市広津区選挙管理委員会は14日、青瓦台(韓国大統領府)の前報道官で与党「共に民主党」の新人コ・ミンジョン候補と選挙事務長など計3人を、虚偽事実公表など公職選挙法違反の疑いで検察に捜査を依頼したと明らかにした。ライバル候補で野党「未来統合党」の呉世勲(オ・セフン)候補が今月8日にこの問題を提起したが、それから数日が過ぎてからようやく選管委が措置に乗り出したわけだ。

 選管委などによると、未来統合党選挙対策委員会は8日、コ・ミンジョン候補が公職選挙法上の選挙運動をすることができない住民自治委員の支持発言が掲載された違法な広報物を制作したと通報した。

 選管委の調査の結果、コ候補の選挙陣営はこの住民自治委員の同意を得ずに、コ候補を支持するという文言と委員の写真を掲載したことが把握されたという。コ候補の選挙広報物には、住民自治委員を務めるある商人会会長の写真と共に「コ・ミンジョン氏のような国会議員が10人だけいれば、生き甲斐の感じられる大韓民国になるだろう」との発言が掲載されている。しかし、この商人会長は「私はコ候補の支持宣言をしたことがない」との立場を表明しているという。現行法上、住民自治委員は特定候補を支持することができない。

 呉世勲候補側は「虚偽の支持宣言をつくり出すだけでも違法性が重いのに、コ候補の選挙陣営は8万1834世帯に発送する広報物に虚偽の内容を掲載して制作し、違法選挙をしていた」として「これは選挙区民をだます非常に不届きな行動だ」と主張した。これに先立ち呉候補側は8日「コ・ミンジョン候補が、公職選挙法上の選挙運動ができない住民自治委員(商人会会長)の支持宣言が掲載された違法な広報物を制作した」と問題を提起した。呉候補は「コ候補は虚偽の学力記載や地域感情助長による分裂の政治をしていたが、今度はうその広報物で選挙をしようという旧態政治の悪習をそのまま踏襲しており、残念だ」として「今すぐにでも違法な選挙運動を中止し、違法な選挙公報を受け取った選挙区民に謝罪するのが道理だ」と述べた。

 これについてコ候補側は「公式に(捜査するという)通報を受けていない」として「投票日前夜にこのような形で捜査依頼の事実を明らかにした裏の意図が疑わしい」と述べた。未来統合党側は「8日に問題を提起したのに選管委が6日間も処理を先延ばしにし、選挙前日になってやっと措置したのではないか」と話した。

 本記事・サイトは一人でも多くの方に最新のニュースをご覧頂けるように、元ニュース記事へのご案内をしております。
また、本記事・サイトは元ニュースの全記事内容が引用されている訳ではなく著作権法・その他を厳守しております。

フォローする