感染者2週間で2倍…新型コロナ、首都圏で急速に拡散

感染者2週間で2倍…新型コロナ、首都圏で急速に拡散

 人口が密集する首都圏地域での新型コロナウイルス(COVID-19)拡散の勢いが止まらない。大邱(テグ)・慶尚北道を中心に続いていた感染拡大傾向は、この2週間で首都圏へと移りつつある。政府は5日までの予定の「高強度の社会的距離置き(ソーシャル・ディスタンシング)」実践期間をさらに延長する必要があると明らかにした。

 中央防疫対策本部は、1日0時現在で前日同時刻よりCOVID-19の感染者が101人増加したと明らかにした。このうち首都圏のソウル・京畿・仁川で新たに確認された感染者が半分以上を占めている。その内訳はソウル24人、京畿23人、仁川5人。首都圏の新規感染者は大邱(20人)、慶尚北道(2人)の2倍以上だ。この日までの3週間で1日の新規感染者数が100人前後を行き来する中、首都圏は急激な増加傾向を見せている。3月18日0時現在の首都圏の感染者はソウル270人、京畿277人、仁川32人だった。首都圏で579人だった感染者数は、2週間で2倍に迫る1042人(検疫所での陽性判定は除く)に増えた。地域別ではこの日までにソウルで474人、京畿で499人、仁川で69人。

 中央防疫対策本部のチョン・ウンギョン本部長はこの日「国外からの入国者の70%以上が首都圏地域に居住している」とし、こうした影響でソウル・京畿・仁川で感染者が増えていると説明した。この日までの国外から入国した感染者560人のうち、検疫所での確定判定(224人)を除く336人の発生地域を見ると、首都圏が中心だ。ソウルが127人で最も多く、京畿道96人、仁川25人の順だ。

 首都圏の医療機関や教会で集団感染が発生し続けていることも拡散のもう一つの理由だ。ソウル地域のCOVID-19感染者は、この日午前10時現在で478人と、前日より28人増加した。特に、九老(クロ)の万民中央聖潔教会を中心とした新たな感染が目立つ。同教会関連の感染者は計41人で、前日より8人増えた。国外から入国した感染者も増え続けている。この日、新たに確認された国外から入国の感染者は16人。

 病院を中心とした拡散も衰えていない。3月29日から30日にかけて2人の感染が確認された京畿道カトリック大学議政府(ウィジョンブ)聖母病院では、31日に看護師、看病人、清掃係など8人に新たに感染が確認されたのに続き、1日にも2人の患者が陽性判定を受けた。これにより議政府聖母病院の感染者は1日午後4時現在、計12人となった。病院内の患者や従事者だけでなく、2次感染も発生している。同病院に入院している母親の面倒を見ていた3姉妹がこの日、陽性判定を受けたのだ。

 チョン・ウンギョン本部長は「単なる患者数を生活防疫への転換の基準とすることはできない。新規感染者が防疫網内で管理されている患者なのか、感染経路は把握されているのか、対応可能な水準なのかなどを基準に、転換時期を判断しなければならない」と述べた。先に、中央災害安全対策本部のキム・ガンリプ第1総括調整官も「国外からの流入が続いており、国際的にも感染者が急増しているため、ソーシャル・ディスタンシング措置を緩和するにはまだ相当な困難がある」と述べている。
パク・ジュニョン、パク・キョンマン、チェ・ユンテ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

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