韓国の医師84%「われわれも初期に中国からの入国を止めるべきだった」

医師協会が全国の医師1589人にアンケート調査…69%が「政府の対応は間違っていた」

 韓国の医師のうち10人中7人は「韓国政府によるコロナへの対応は間違っていた」と評価するアンケート調査結果が公表された。

 大韓医師協会が30日に発表した内容によると、20-24日に医協新聞「ドクター・サーベイ」を通じて全国の医師会員1589人に「韓国政府によるコロナ対応」についての全般的な意見を尋ねたところ、39.1%が「正しい対応が全く行われなかった」と回答し、29.8%が「対応がやや足りなかった」と回答した。全体の68.9%の会員が政府の対応を否定的に評価しているのだ。これに対して政府の対応について「ある程度効果を得た」は16.6%、「非常によくやった」は6.1%にとどまった。

 中でもコロナの大規模集団感染が発生した大邱地域の医師たちは、83.2%が政府の対応を否定的に評価していた。

 「中国を経由する入国者の全面制限」についても、回答者の84.1%が「事態の初期に全面制限すべきだった」と回答した。「中国全域に経由入国者の制限を拡大する必要はなかった」との回答は12.6%だった。

 これに先立ち医師協会と政府は、防疫対策で複数回にわたり意見が衝突していた。医師協会は先月24日「中国からの全面的な入国禁止」を政府に求める声明を出し、つい先日まで「危険地域からの入国制限」を主張してきた。しかし政府は29日になってやっと「4月1日以降、海外からの全ての入国者に2週間の自宅隔離を義務づける」との方針を示した。今なお入国禁止には至っていない。

 また政府は「健康な一般人は綿マスクや保健用マスクの再使用も可能」と勧告しているが、医師協会は「健康な人も保健用マスクの着用が予防に効果的で、再使用と綿マスクは勧めない」とする勧告案を今月12日に公表した。

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