オールドボーイ・政権核心の強欲を満たしただけの「選挙法野合」

オールドボーイ・政権核心の強欲を満たしただけの「選挙法野合」

イ・ヘチャンは投票用紙の上位の番号を手にするため比例党に現役議員を貸し出し、孫学圭は比例2番に名前を上げる

 4・15総選挙の候補者登録が始まった26日、政界は「昼ドラ」でも見ているようだった。コロナ事態と経済危機の中でも「国会議員バッジ」に向かって暴走してきた政治家たちの素顔がそのまま表れた。いわゆる「4プラス1選挙法」を「政治改革」という口実でごり押しした彼らが、まさにその制度を悪用して比例代表名簿の上位番号を自分のものにしたのだ。

 孫学圭(ソン・ハッキュ)元正しい未来党代表は、この日発表された民生党比例代表候補者名簿で2位に名前が掲載された。先月までの時点で孫氏は「ただで比例代表をするつもりはない」と語っていた。与党勢力からは「孫前代表が2018年に断食までして連動型比例制の導入を主張した理由がまさにこれだった」との指摘が出ている。孫氏の断食を導火線として「4プラス1」汎(はん)与党政党は野党第1党を排除した形で選挙法改正を押し通した。当時、青瓦台(韓国大統領府)報道官と公職綱紀秘書官だった金宜謙(キム・ウィギョム)・崔康旭(チェ・ガンウク)候補ら文在寅(ムン・ジェイン)政権の関係者らはヨルリン民主党で比例代表の上位番号を手にした。

 選挙法改正を主導した共に民主党のイ・ヘチャン代表はこの日、比例衛星政党・共に市民党に派遣する議員らと「フェアウェル(送別)昼食会」を持った。比例投票で上位の番号をもらうのに「議員の貸し出し」を行ったのだ。イ代表はかつて「比例党は政治をおもちゃにする」と発言し、未来統合党による「議員貸し出し」については告発までした。ところが比例議席を手にするために自ら不法と主張した行動を全く同じように行っているのだ。民主党内部からさえ「野党と何が違うのか」との指摘が出たが、イ代表は「避けられない状況」と説明した。未来統合党も上位の番号をもらうために議員らを未来韓国党にさらに送り出すという。

 「4プラス1」に賛同した正義党のシム・サンジョン代表はこの日「このような混乱と懸念をもたらしたことについて国民の皆さまに面目ない」とコメントした。

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