韓国政府とサムスンが連合作戦、マスクフィルター53トン輸入

マスク5300万枚分

 韓国政府が、武漢コロナで需要が急増したマスクの主要な原材料であるフィルター用不織布(MB、melt-blown)を官民協力によって海外2カ国から輸入することとした。輸入実現に当たっては、サムスン電子とサムスン物産のグローバルネットワークが大きな役割を果たした。

 産業通商資源部(省に相当。産業部)は20日、「マスクのフィルター用不織布を、来週2.5トン入ってくるのを手始めに、6月までに計53トン順次輸入する予定」と発表した。産業部の関係者は「不織布1トンでマスクを最大100万枚作ることができるので、2.5トンあれば最大250万枚、53トンあれば5300万枚作れる」と語った。

 今回の輸入は、KOTRA(韓国貿易投資振興公社)が先月、9カ国の不織布メーカーで韓国の規格に合うMBサンプル23種類を確保したことで始まった。その後、調達庁が直接海外の企業と契約を結ぶ手続きを飛び越して、サムスン電子・サムスン物産の海外ネットワークが乗り出した。サムスン側が海外MBメーカーと契約して輸入を行った後、これを調達庁へ渡すことにしたのだ。調達庁も、国内受領契約の期間を従来の平均40日から5日に短縮した。こうすることで、契約から輸入まで数カ月かかる手続きを1カ月以内に縮めることができた。

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