命がけで習近平批判した中国人学者、新型肺炎検査中に当局に逮捕

命がけで習近平批判した中国人学者、新型肺炎検査中に当局に逮捕

中国の人権運動家で法学者の許志永氏が当局に逮捕された。

17日の香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストなどによると、中国公安は昨年12月に福建省で開かれた反政府集会「中国の民主主義変化」に参加した後2カ月間身を隠してきた許志永氏を15日に逮捕した。

事情に精通した消息筋は「公安がこの数日間、私を含め許志永氏を支援した人たちの自宅を『新型肺炎予防』検査のため訪問した」と伝えた。新型コロナウイルスによる肺炎に感染していないかを確認するという名目で公安が自宅訪問をした過程で逮捕されたのだ。

ある活動家は「許志永氏はさまざまな都市に隠れながら友人と会い人権運動を継続してきた。しかし新型肺炎拡散を防ぐために検疫統制が強化され身動きできなくなった」と話した。

逮捕当時、許志永氏は広東省広州にある人権弁護士楊斌氏の自宅に滞在していた。公安は楊斌氏とその妻、息子、許志永氏を連行した。許志永氏を除いた3人は17日夕方までに全員解放された。許志永氏の現在の居場所や彼が拘禁された理由などは明らかにされていない。

許志永氏は中国で人権運動を行って逮捕され4年間収監生活をした知識人だ。逃避生活をする途中でオンライン上に文書を発表してきた。

彼は今年初めに習近平主席に公開書簡を送り、「習近平、あなたは重大な危機を処理する能力がなく、大きな危機のたびに対応できなかった」と批判レベルを高めた。その上で彼は習主席が新型肺炎問題などの懸案に対処する能力がなく辞任すべきと促した。

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