済州行き航空券3000ウォン、タラバガニ5万ウォン…武漢肺炎で暴落

済州行き航空券3000ウォン、タラバガニ5万ウォン…武漢肺炎で暴落

 ティーウェイ航空のウェブサイトには9日午前現在、済州行きの航空券が3500ウォン(約320円)、5900ウォン、7900ウォンなど航空運賃が1万ウォン未満の航空券が登場している。ジンエアー、チェジュ航空など他の格安航空会社も状況は似ている。ティーウェイ航空関係者は「『武漢肺炎』のせいで済州行き航空券の需要が減り、価格が低下した」と語った。

 航空料金がタクシー料金より安くなった。中国人観光客が済州島に4泊5日滞在して帰国後、肺炎と診断されたと報じられ、済州を訪れる人が一気に落ち込んだ。普段中国人に人気な観光地である点も一因と言える。観光需要の低下で航空券価格が暴落した格好だ。

 それを逆に利用する人もいる。会社員のSさん(31)は急落した済州行き航空券の価格を見て、「またとない機会だ」とばかりに2月中に急きょ冬休みを取ることにした。

 武漢肺炎が「予想外の特需」も生んでいる。代表的なのがタラバガニだ。水産物の相場比較サイト「人魚教主海賊団」には今月4日、武漢肺炎で中国の水産市場が閉鎖され、来週には韓国にタラバガニ100トンが入ってくるとの情報が掲載された。本来中国向けのロシア産タラバガニが韓国で売りさばかれるという意味だ。

 同サイトによれば、5日現在でタラバガニ(青色・Aクラス、大型基準)の価格は1キログラム当たり5万2000-5万3000ウォンで、平年の7万-8万ウォンに比べ30%も安い水準で取引されている。

 ソウル鷺梁津水産市場の関係者によると、過去数日はタラバガニの相場が下落したと聞き付けた市民が殺到し、対応に追われたという。同市場で商売するキム・オクスンさん(54)は「旧正月を過ぎ、1キログラム8万5000ウォンで売っていたタラバガニが先週は4万5000ウォンまで値下がりした。人々はどこで聞き付けたのか、タラバガニばかりを夢中で買っていった」と話した。需要殺到を受け、9日には相場が再び7万ウォン前後まで反発したという。

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